激愛
彼との連絡がぷっつり途絶えた


学校に行ってもいない・・・・



家を調べて自宅に行ってみたがアパートはもぬけの殻




彼の姿が突然消えて姿が見えなくなった




自分の前から姿を消したのだった



美也子は訳がわからなかった、なんで?どうして?



疑問と不安、焦りと色々な思いが頭に浮かぶ




そんな時、色々なところを捜しまわり家に帰ると怒りの表情を浮かべた美由紀に出くわした




逢うなり思いっきり頬を平手打ちされる



驚く美也子に彼女はこう、答えた



「彼がいなくなったのは全部あんたのせい!あんたが好きにならなければ彼はこの街を去ることもなかったはずなのに!彼を返してよ!あたしから彼を奪わないでよ!あんたはなんでも持ってるくせに・・・・ずるい、ずるいよ」



そう言って崩れ落ちる美由紀を呆然と見つめる



ああそうだ、美由紀は彼と同じ高校で・・・・もしかして美由紀も彼のこと?



彼がいなくなったって・・・それってみんなあたしのせい?




そういえば縁談がどうのって・・・





嫌な予感がしながらも父親に問い詰めると驚きの答えが帰って来た




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