激愛
「龍、久しぶり・・・・」
龍さんは総一郎さんの声にも動じることなく黙って見つめたまま
あたしはそんな龍さんを総一郎さんの胸に抱き寄せられたまま固唾を飲んでみていた
射抜かれたように見つめる瞳に身体が動かなくて・・・・
その場に縫い付けられたように固まっていた
だから気が付かなかった、自分が総一郎さんに抱きしめられていたことを・・・
そんなあたしを食い入るように見つめていたことを
「お前ら、何しに来た」
「何しにって・・・お前に、龍に逢いに来たんだけど?」
「へえ、・・・・で?何な訳?っていうか総一郎はどういうつもりなワケ?」
「どういうつもりって、何のことだよはっきり「おい、触ってんじゃねえぞ・・・・・」」
低音の掠れた声が耳元に響く
抱きしめていた総一郎さんの腕をぐいっと掴むと拳に力を込めているのがわかる
風に乗って龍さんのスパイシーな香りが仄かに香る
それだけのことなのにドキドキが止まらないあたしはもう末期症状だ
龍さんは総一郎さんの声にも動じることなく黙って見つめたまま
あたしはそんな龍さんを総一郎さんの胸に抱き寄せられたまま固唾を飲んでみていた
射抜かれたように見つめる瞳に身体が動かなくて・・・・
その場に縫い付けられたように固まっていた
だから気が付かなかった、自分が総一郎さんに抱きしめられていたことを・・・
そんなあたしを食い入るように見つめていたことを
「お前ら、何しに来た」
「何しにって・・・お前に、龍に逢いに来たんだけど?」
「へえ、・・・・で?何な訳?っていうか総一郎はどういうつもりなワケ?」
「どういうつもりって、何のことだよはっきり「おい、触ってんじゃねえぞ・・・・・」」
低音の掠れた声が耳元に響く
抱きしめていた総一郎さんの腕をぐいっと掴むと拳に力を込めているのがわかる
風に乗って龍さんのスパイシーな香りが仄かに香る
それだけのことなのにドキドキが止まらないあたしはもう末期症状だ