激愛
「今となってはどうでもいいことだけど瞳は最初アルバイトで神龍の姫をやるって約束だったろ?バイト代から引いて今月お前の口座に振り込む予定だから」



そういえばそうだった・・・・神龍の姫はバイトで頼まれてたんだった



じゃあ今もそれは継続中?ってことだよね



でも今は・・・・あたしは今龍さんの彼女じゃないの?



正式に彼女になったんならそんなお金なんてもういらないんじゃ



「お前なんか変なこと考えてるだろ?契約は契約だぞ、一応夏休みまでの三か月間の給料は振り込むけど本当に俺の女になったからそれ以降は無しそれと今度の総長の就任式の日に正式に瞳を紹介する」




「龍さん・・・・「いいか?今まで以上に危険が伴う総長の女ともなれば尚更だ、でも」



離すことは出来ない、そう呟く龍さんをそっと抱きしめた



飽きることなく抱きしめて唇を重ねた



ふたり繋がったまま溶けてしまえばいい




そう思ってしまうくらい溺れてる



捕らわれてしまった、でもそんな唯一の存在に出会えたことは奇跡・・・




星の数ほどいるこの世の中で出会えた奇跡は最も素晴らしい奇跡



「離れてなんかやんない・・・・ずっと傍にいる」



そう呟いたあたしを狂おしい位抱きしめるあたしの恋人



何もいらない、あなたがいてくれれば




あたしの願いは変わらずに傍にいてくれることだけ




あなたが居れば、龍さんが傍にいるだけでそれだけでいいの何もいらないの




そう・・・これは紛れもない激愛に違いない




今、激しい恋をあなたは誰かとしていますか?















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