激愛

「えっと・・・あのね「龍一さん！この女は誰なんですか？確かに綺麗ですけど比べたらあたしのほうが数段綺麗だと思います！見劣りしないと思います、あの・・・食事くらいいいですよね？」



言いかけたあたしに響いて来た女の子の声



唖然・・・・とした



ここまで龍さんに言い切れる心臓の強さに思わず脱帽



まわりのギャラリーも遠目に囲んで成り行きを見守ってる感じだし



目を凝らすと神龍のメンバーがちらほら見え隠れする



顏には冷や冷やしているのか心配そうな表情



目の前の龍さんといえば一瞬驚いた表情を浮かべると女の子に向き直った




「瞳と俺の関係・・・？教えてやろうか？今は俺の女だけどもうすぐ俺の奥さんになる女」



「へ・・・？お・・・奥さん？」



「はっきり言わねえとわかんねえかな？これから籍を入れに行くって言ってんだけどどけてくんねえ？」




ぐいっと肩を抱き寄せるとちゅっと触れるようなキスをしてくる龍さん



それを見た周りから発せられるどよめきに穴があったら入りたいくらいに恥ずかしい




こ・・・こんな！大勢のいる前で～～～～！




「お仕置き決定、今晩寝られると思うなよ？」




耳元で龍さんの声が囁かれる、身体が瞬時に熱を帯びた