激愛
「隼人~早くしないと保育園遅れるよ!」
「ねえね待ってよ~置いてかないで」
「だから言ったでしょ?トイレは早めに済ませなさいって!」
「だってさ~「だってじゃない!!」
いつもと変わらぬ朝、あたし達の朝はこんなふうにどたばたしながら始まる
あれから早いもので結婚してから瞬く間に二年の月日が流れた
私、葛西瞳20歳そして弟の隼人は4歳
「お~い瞳、お前もう行くの?ちょっといつもより早いんじゃねえの?」
「あ~なんかお友達と約束してるらしくってその子と今日は一緒に登園するんだって!途中で待ち合わせしてるみたい」
「へ~隼人、そいつもしかして女だろ?」
「そうだよ!真由ちゃんって言うんだ!引っ越してきたばっかりだから僕が保育園まで一緒に行くって昨日約束したんだ」
「ふ~ん隼人もすみに置けねえな、でも大事な奴なら隼人がしっかり守るんだぞ」
隼人は大きく頷くと保育園のリュックを背負い駆け出していく
何気に龍さんとはウマが合うらしく傍から見ると親子のように見えないこともないふたり
結婚当初から三人の同居は始まりお父さんは相変わらず海外での仕事
隼人もお父さんについて行くという選択肢もあったけどあたしから離れるのを嫌がった為に始まった三人での結婚生活
「ねえね待ってよ~置いてかないで」
「だから言ったでしょ?トイレは早めに済ませなさいって!」
「だってさ~「だってじゃない!!」
いつもと変わらぬ朝、あたし達の朝はこんなふうにどたばたしながら始まる
あれから早いもので結婚してから瞬く間に二年の月日が流れた
私、葛西瞳20歳そして弟の隼人は4歳
「お~い瞳、お前もう行くの?ちょっといつもより早いんじゃねえの?」
「あ~なんかお友達と約束してるらしくってその子と今日は一緒に登園するんだって!途中で待ち合わせしてるみたい」
「へ~隼人、そいつもしかして女だろ?」
「そうだよ!真由ちゃんって言うんだ!引っ越してきたばっかりだから僕が保育園まで一緒に行くって昨日約束したんだ」
「ふ~ん隼人もすみに置けねえな、でも大事な奴なら隼人がしっかり守るんだぞ」
隼人は大きく頷くと保育園のリュックを背負い駆け出していく
何気に龍さんとはウマが合うらしく傍から見ると親子のように見えないこともないふたり
結婚当初から三人の同居は始まりお父さんは相変わらず海外での仕事
隼人もお父さんについて行くという選択肢もあったけどあたしから離れるのを嫌がった為に始まった三人での結婚生活