激愛
葛西龍一21歳、大事な旦那様とまだまだ半人前な主婦一年生なあたしだけどなんとか頑張ってる毎日
正直結婚するとき不安がなかったわけじゃない
なにより不安だったのは龍さんのお父様から反対に合うんじゃないかってことだった
あたしは所詮普通の庶民でありごく普通の人間、かたや森田財閥の御曹司
籍を入れる時に不安だったのは絶対に反対に合うんだろうなってこと
覚悟してた・・・たぶん世間的に言えば龍さんの奥さんになるひとはどこぞのお嬢様のほうが良いってことは充分わかっている
わかってはいるんだけど・・・好きになる気持ちって止められないよね
でも卒業式の日に龍さんに言われたのは意外な一言だった
「親父が今度遊びに来いってよ・・・」
「へ・・・・?遊びにって・・・でも龍さん本当にいいの?あたしじゃ龍さんに釣り合わないっていうかこんな女じゃお父さんも反対してるんじゃ」
「こんな女なんて言うなよ、瞳は充分いい女だよ・・・それに」
「俺の結婚あてにしなくても会社の業績は変わらねえって言われたよ、俺に頼らなくても自分の力でもっと大きなことしてみせるって意気込んでた」
なんだか憑き物が落ちたかのように笑う龍さんはとてもいい笑顔だった
隼人との同居も快く引き受けてくれて何の問題もないはずだった
それは隼人の何気ない一言から始まった
正直結婚するとき不安がなかったわけじゃない
なにより不安だったのは龍さんのお父様から反対に合うんじゃないかってことだった
あたしは所詮普通の庶民でありごく普通の人間、かたや森田財閥の御曹司
籍を入れる時に不安だったのは絶対に反対に合うんだろうなってこと
覚悟してた・・・たぶん世間的に言えば龍さんの奥さんになるひとはどこぞのお嬢様のほうが良いってことは充分わかっている
わかってはいるんだけど・・・好きになる気持ちって止められないよね
でも卒業式の日に龍さんに言われたのは意外な一言だった
「親父が今度遊びに来いってよ・・・」
「へ・・・・?遊びにって・・・でも龍さん本当にいいの?あたしじゃ龍さんに釣り合わないっていうかこんな女じゃお父さんも反対してるんじゃ」
「こんな女なんて言うなよ、瞳は充分いい女だよ・・・それに」
「俺の結婚あてにしなくても会社の業績は変わらねえって言われたよ、俺に頼らなくても自分の力でもっと大きなことしてみせるって意気込んでた」
なんだか憑き物が落ちたかのように笑う龍さんはとてもいい笑顔だった
隼人との同居も快く引き受けてくれて何の問題もないはずだった
それは隼人の何気ない一言から始まった