激愛
「龍・・・・そういえばお前体のほうは大丈夫か?これからすぐ病院なんだろ?」
「ああ・・・・痛み止め飲んで来たからとりあえずは大丈夫だ」
俺たちは東京行きの新幹線に乗って仙台の地を後にした
仙台は総一郎の母親の生まれたところでもあり墓もそこにある
墓の場所は総に何度か聞いていたが実は来たのは今回が初めてだったりする
末期のがんが原因で総が小さい頃亡くなってしまった総の母
なんでも母親の遺言で自分は仙台の墓に埋葬してほしいということだったそうだ
総は何かあるとかならず新幹線に飛び乗り仙台の母親の墓に行く
本人はばれてねえと思っているようだが・・・・
改札を抜けると沢山の人の波
そんな時一人の黒髪の女とすれ違う、なんか背格好が朱実と似てる・・・?
ちらりと総一郎のほうを見るとあいつもすれ違った女を目で追っていた
それは喜一も同じだったようで・・・・
「龍さん・・・今すれ違った女すげえ似てて、俺びっくりした~」
「ふっ、そうだな、でも似てたけど顔見たら全く違ってたぞ」
総一郎は溜息をつくとその女の後姿を見えなくなるまで目で追っていた
「ああ・・・・痛み止め飲んで来たからとりあえずは大丈夫だ」
俺たちは東京行きの新幹線に乗って仙台の地を後にした
仙台は総一郎の母親の生まれたところでもあり墓もそこにある
墓の場所は総に何度か聞いていたが実は来たのは今回が初めてだったりする
末期のがんが原因で総が小さい頃亡くなってしまった総の母
なんでも母親の遺言で自分は仙台の墓に埋葬してほしいということだったそうだ
総は何かあるとかならず新幹線に飛び乗り仙台の母親の墓に行く
本人はばれてねえと思っているようだが・・・・
改札を抜けると沢山の人の波
そんな時一人の黒髪の女とすれ違う、なんか背格好が朱実と似てる・・・?
ちらりと総一郎のほうを見るとあいつもすれ違った女を目で追っていた
それは喜一も同じだったようで・・・・
「龍さん・・・今すれ違った女すげえ似てて、俺びっくりした~」
「ふっ、そうだな、でも似てたけど顔見たら全く違ってたぞ」
総一郎は溜息をつくとその女の後姿を見えなくなるまで目で追っていた