Last☆boy ~ある日突然の同居生活~

重々しく受信画面を開く。


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Frоm 沙織ちゃん

もう、こうなったら、
わざとその遅い電車のってもう一回話しかけちゃえ!

もう、知り合いなんだし、前よりも全然話しかけやすいでしょ!


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その案は私も考えた。

話しかける勇気は確かに出るかもしれない。


でもそれよりも、
偶然を装える自信がないのだ。

たとえ、遅い時間の電車にわざと乗っても、
会ったときに、驚いた表情をできる気がしない。




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Tо 沙織ちゃん

うん、ありがと!
考えとく!


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私はそれだけ返しておいた。




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