Last☆boy ~ある日突然の同居生活~
私は学校に着くと、すぐさま沙織ちゃんに相談した。

「ねー、沙織ちゃん!!
聞いてよ、なんと裕也くんからメールきた!」

「え、ほんとに!?」


「うん、ホント!」

「何だって?」


私は昨日の裕也くんからのメールを沙織ちゃんに見せた。



「なかなか強敵だねー」


「強敵、?」


「これに返信するのは相当、ムズイ…」


「だよね…」

沙織ちゃんでも分かんないのか…



「いっそさ、デートのお誘いでもしてみれば?」

「デート!?」


「そう、デート!」

案外、けろっとした顔でいう沙織ちゃん。
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