Last☆boy ~ある日突然の同居生活~
どれくらい空を眺めていたんだろう。
段々と辺りも暗くなってきた。
なんか、帰りたくないな…
やっと涙も収まってきたので
私は下を向いた。
「おい、そこの女」
突然、すごく低い声が聞こえて。
視界に入ってきたのはウチの制服を着ている男子だった。
「私ですか?」
「そう、お前!」
「何ですか?」
「お前、ずっとここにいるじゃんか
バイト前に見たのにまだいるし」
「私、そんなにここにいますか!?」
「2時間半くらいは…」
「え?そんなに!?」
「そうだよ!そんな長い時間いたら、さすがに心配だろ。
なんか、後輩みたいだし。」