犯罪彼女
「私があんた如きに堕とされるわけないじゃん」

「初めはみんな反抗的なもんだ。
だが安心しろ。痛みと恐怖には逆らえないよう、生物は出来ているからな。
時間をかけて、立派なペットにしてやるよ」

自信に満ちた目。上がる口角。気に食わない。



舞島は部屋から出て行った。

私はため息をつく。
< 172 / 256 >

この作品をシェア

pagetop