犯罪彼女







「すーちゃんじゃん」

うとうとしていると声をかけられた。いつの間にか外は真っ暗だ。

時計を見るとここに着いた時から三時間経過している。

振り向くと千葉がいた。
焦る様子でも驚く様子でもない。

俺がここに来ることを予期していたのだろうか。
< 238 / 256 >

この作品をシェア

pagetop