ずっとあたしの心に



「美菜、ありがとう。」



今まで呆れず傍にいてくれた美菜。

今私が笑えてるのは美菜のおかげだと思う。


「え~?私なにもしてないよ?」


にこにこと笑いながら言った美菜。

美菜らしいな。


私は小さくクスッと笑った。





「おーーーい!夏、美菜、おはよう。」


ポンッと大きめの手が頭の上に乗っかった。


この声は…


「おはよう健人。」


「おはよー!健人!」


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