イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!
○文化祭の準備を始めましょうか?
今の梨恵ちゃんに話しかけるの、ちょっと怖いな…。
「ゆずちゃんに綾斗さ、俺らが台本作っとくからちゃんと台詞覚えてね。」
「分かったー♪全然良いよー♪」
綾斗君は相変わらず明るいな…。
…ていうか、台本作ってくれるんだ…。
いい人たちだなー…。
「じゃぁ、やること決まっちゃったし、一限目は衣装作りとかだね。」
「だな。」
「あ、皆放課後残ってよね。」
上手に仕切る男子たち。
女子の皆は指示する男子に従っている。
皆楽しそうだな…。
「ゆーずちゃんっ♪俺、ゆずちゃんと一緒に演技出来るの嬉しいっ。……どうせならキスとか入れて欲しいよね?」
綾斗君は私に近付いてくると、小さく耳打ちした。
「なっ…!!」
顔を赤くする私をみて綾斗君は笑う。
「…キス入れるなら俺本気ちゅー
しようかなー…。」
「…えっ…?!」
な、何をおっしゃるか…!!