イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!
「……うぅ…吐きそう…ヤバイ…。」
時間内に大盛りラーメンを無事完食出来たわけですが…、
「二人とも、助けてください…。」
「ゆずちゃん本当にごめん。」
「うん、俺も悪かった。」
私に食べさせる事でいちいち
もめ合う二人はどんどん交代で私に食べさせてきて。
結局は、私がほとんど完食したようなものだったんです…。
それにしてもこの吐き気は異常だ。
「うっ…」
「抱っこするよ。おいで。」
「いや、今の私は体重が重くなっているので、止めておいた方が…、」
「何言ってるの。遠慮しないの。」
すると、優斗君は私をひょいっとお姫さま抱っこした。
あぁ…何て優しいんだ……お腹を刺激しない抱き方をしてくれるなんて…。
「あ、次ジェスチャーゲーム!!
時間ねぇよ……つー事で、走れー!!」
走る拓斗君に続いて、優斗君も私を抱っこしたまま猛スピードで走る。
「いぃぃやぁぁ!!止めてー!!吐く!!吐く!!」