イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!
何か、すごく嬉しい…。
クラスの皆と劇出来なかったけど、二人が楽しませてくれたし。
……何よりネックレスが…嬉しい…。
「綾斗は多分他の友達と帰るだろうし。
俺たち3人で帰ろうぜ?」
「そうだね。」
二人の意見に賛成した私は、お互い片付けが終わったら二人がクラスまで迎えに来てくれるって事で、一旦解散した。
クラスへ戻ると、綾斗君と梨恵ちゃんの話で持ちきりだった。
…あ、そっか。二人はキスしたんだっけ…。
茶化されている二人。
だけど、嬉しがるような恥ずかしがるようなそんな梨恵ちゃんと比べて、
何だか綾斗君は浮かない顔…してる…?
……て言うか、よく見てみれば…皆もう片付けしてくれたんだ…。
じゃぁ…私は二人が来るのを待つだけだね。
そんな考え事をしながらボーッとしていると、ふと綾斗君と目があった。
だけど、すぐに目を逸らされしまう。
……あれ……綾斗君どうしたんだろ…。
私…何かした…?
「ゆずー。」
「ゆずちゃん、もう行ける?」
あ、迎えに来てくれた。
…綾斗君が気になるけど……もう帰らなきゃ。
ま、まぁ…家で会えるし。
「……う、うんっ!」