イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!



「う~ん……そろそろ寝ようかな…」


時計の針は11時を指していて。

きりの良いところまで勉強をし終えた私はもう寝ようとしていた。



すると、



「……ゆ、ゆずちゃん。」

「綾斗君、どうしたの?」



少々気まずそうにする綾斗君は私と目をあわせてくれない。


……それに、何かを隠してるような…。



「……今日、一緒に寝ても良い?」

「えっ…、」

「何か…すごく…安心したくて…だから、良いかな?」



今日の綾斗君は何かがおかしい。

今日の文化祭後から態度が変だよ。
何で、私を避けるような態度とるのに一緒に寝よう何て言ったの…?


……よく分からない…。


「……うん、良いよ。」


少しでも機嫌がなおるなら、少しでも安心してくれるなら……、



いくらだって一緒に寝るよ。



だから…、

お願いだから、私を避けないで。


< 119 / 187 >

この作品をシェア

pagetop