イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!
もう無理だと唇を離そうとした時、綾斗君は私の腕を掴んで離す事を阻止した。
「……んん…。」
……あ、何かクラクラする…。
良い匂いだな……綾斗君…。
……長い…長い……深いキス。
唇が離れた時もその余韻が残っていて。
「消毒。」
「しょ……うどく?」
「拓斗とキスとかムカつくから。消毒。」
少しだけ顔が赤い綾斗君が何だか可愛い。
「これ二人だけの秘密ね?」
いたずらっぽく笑った綾斗君につられて私も笑った。
「うん、秘密っ。」