イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!
●優斗君ver.
……私、優斗君が好きなんだ。
多分、もっと前から好きだった。
初めて出会った時、優しく笑いかけてくれて私にすごく良くしてくれて…、
漫画に出てくるような完璧な王子様何じゃないかって思ったくらいだった。
時にはちゃんと叱ってくれるし、親身になってお話を聞いてくれる。
……私は、優斗君のそんな優しさに惹かれたんだ。
今、初めて恋愛感情に気付けた私。
胸の高鳴りはどうしようもなく……速く脈打つ。
誰にも止められない。
優斗君と私だけしかいないこの部屋……何だか広く感じるような……でも狭く感じるような…。
いつもより、優斗君が近くにいるような感覚がした。
きっと、触れてみたい…もっと触ってほしい……そう思うのは優斗君が好きだから。
「……ゆずちゃん…?」