イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!


自然と聞き耳を立ててしまう。
盗み聞きだと分かっていても好奇心には勝てない。


何だか聞いたことのある声。何だか聞いたことのない声。


中には二人いるようだった。


「えっと…?俺そろそろ準備室出たいんだけど、良いかな?」


「あ、あのっ!先輩まだ待ってください…。」


「どうしたの?顔赤いけど具合悪い?保健室行こうか?」



……優斗君の声だった。
それと知らない女の子の声。


何だろう。もやもやするな。

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