イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!
「……きっと……っ……きっと…
彼らは私と…何処までも落ちてくれる。
お互いを信じてる限り、何処までも…。
どんな地獄に落ちたって、一緒に新しい道を作ってくれる。
私は……三人をっ……信じてるっ……!!
何処へだってついていくっ……!!!!
間違っても、正しく導いてくれる。
私の……私の居場所は、あんたたちの所じゃない!!!!
私の居場所は、彼ら三人の所だ……!!!!」
不思議と涙は出なかった。
男子四人はかなり驚いていて。
優斗くんと拓斗くん、綾斗くんは満面の笑みだった。
……だから、私も自然と笑顔になった。
「ゆずちゃん………よく出来ました。」
優斗くんに腕を引かれ、抱き締められる。
優しく頭を撫でる優斗くんが……パパに似てて。
「……パパ……」
自然と……パパを呼んでいた。
驚いた男子四人は、無言でこの場を走り去って。
「……ゆず…あの、サンキュな。
さっきのあの言葉、嬉しかった。俺らもゆずの事信じてっから。」
「ゆずちゃんっ♪はーい、ご褒美♪」
綾斗くんは、なぜか私のほっぺにキスを落とした。
「みんな……ありがとう……」
笑いあった。
初めて、三人と心が通じ合えた。
初めて、“絆”を結べた気がした。