イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!
「綾斗くん……風邪大丈夫…?」
「うん……何とか…。それより…さ…美味しそうな匂いするけど…」
「あ、えと。お粥を作って…きたんだけど、食べれる?」
そう問うと、綾斗くんの瞳がキラキラと輝いた。
「ゆずちゃんが作った料理は全部食べるよ。」
笑顔でそう言って、ダルそうな体を綾斗くんは起こした。
「わぁ、海鮮お粥だぁ……、えと…あの…食べさせて…?」
「えっ?!……あ、はい。」
綾斗くんにお粥を一口食べさせてあげる。
食欲があるのか、美味しいって言ってペロリとお粥を完食してしまった。
「ゆずちゃんもついでに頂きますって言いたい所だけど……この体調じゃ…ムリだね…残念…。」