イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!



優斗くんの布団を直し、私はお粥を持って拓斗くんの部屋へ行った。


今日は忙しいな…。


「拓斗くーん。朝ごはん作ったんだけどー…、」



…って。寝てる…

整った顔。形の良い唇からは規則正しい寝息が聞こえた。


……カッコいい…


「……えと、熱…は…」


寝てる拓斗くんのおでこに手を乗せる。
やっぱり薬も飲んでないし、さっきよりも辛そうにしてるなぁ…。


「……ごめんね…私のせいで…」


そんな事を言っても、拓斗くんに私の言葉は届かない。


すると。


私の手を拓斗くんが握った。


「……喉乾いた…」


えっ…。
起きて早々私の手を握って…喉乾いた…って……


ヤバイ……!!!!
可愛すぎる!!!!





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