イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!



「あ…あの、お水ある…から…」


「飲ませて…?」


「えっ…」



飲ませるか……ま、まぁ優斗くんにもやった事だし…。


コップに入ったお水を拓斗くんに近づける……



「ちげぇよ……。」


「えっ…そう言う意味じゃ…」



何かを勘違いしてる私に拓斗くんは顔を赤らめながら言った。



「………口移し…。」


「……っ?!」



あぁ……神様…。
私は今…キュン死しそうです…。

キスをしたことのない私が……!!

こんな口移しという難易度の高い事が出来るわけ……!!




「俺の看病……するんだろ…?」


「……はっははは…はいっ……」


「んなら…それくらい出来るだろ…?」




拓斗くんらしくないなぁ…。
やっぱり…風邪だからかな……。


ま、まぁ…これで拓斗くんが元気になってくれるなら……!!!!


意を決し、私はコップを手に取った。


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