イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!
「ち、違っ……」
「ふーん……」
ど、どうしたんだろ……優斗君…。
優斗君は何か考えてる様子で。
おでこに、冷えピタをくっつけて、熱で頬が赤いその顔に真剣な表情が
……何気に可愛くて、少し面白かった。
「でも、今は俺の事看病してるんだから、他の事何か忘れて…?俺だけ考えて…?」
今日の皆はどうしちゃったんだぁ~…
『甘える』これしかされてない…。
誰かの世話をやいたりするのは好きだけど、3人の異性に甘えられ、そしてさらに看病する…。
……いや、人生に一度は経験したかったけども。
何か……逆に私の方が今度また熱出るっていうか…、
頭がクラクラしてくるというか……。
「………はい…。」
頭がついていかない私は、知らない間に優斗君の問いに首を縦に振っていた。