イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!


3人のいるあの部屋へと向かう。
誰もいない事を確認し、私はゆっくりとあの秘密の部屋へと足を運んだ。


「ゆずちゃんっ!!もう、どこ行ってたの?!
俺たち心配したんだから~…。」


「ごめんね。久しぶりに幼馴染みに会って…それで一緒にお昼食べてて……、」


「それなら良いんだけどさぁ~…。」


頭の後ろに手をおいて、少し安心した様子の綾斗君に拓斗君がツッコミを入れた。


「いや、良くねぇし。」

「えぇ?」

「ゆずの幼馴染みって…それ男だろ?」


その問いに私は小さく頷いた。
私の返事を聞いた3人はなぜか不安のため息をもらす。


……えっ、えぇっ?
男だと何かダメな事でもあるのっ??



「ま、まぁ…幼馴染みだからってそう言う対象で見てるわけじゃないかもだし……ね。」


ゆ、優斗君は何を言ってるの?
さっぱり3人の話がみえないんですけど…。


「だな、そうだよな。」

「う、うんっ、そうだねっ。」


拓斗君に綾斗君も……一体何の話…?


「あー、別にゆずは気にしないで大丈夫だから。」

「うん?……う、ん……。」


何だかスッキリしないけど……まぁ、いっか。

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