イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!
***
「綾斗ー♪」
「梨恵ちゃんっ、どうしたのー?」
「拓斗と優斗と綾斗と一緒に帰ろうと思って♪」
「あー……、」
放課後、綾斗君に梨恵ちゃんが話しかけてるのが目に入った。
綾斗君…梨恵ちゃんと帰るんだ…。
拓斗君と優斗君とも…一緒に…。
じゃぁ…私…3人とは帰れないや…。
一緒に住んでるのバレたらヤバイし…。
今日は……たけちゃんと帰ろうかな…。
「あ、梨恵ちゃんバイバイ。あと綾斗君もっ。」
私の名前を呼ぶ綾斗君を背に私は教室を出た。
胸がズキズキするのはきっと…気のせい。