彼と私の問題点を考える
彼と私には一方的な距離感がある。
私よりも数ヶ月早く22歳の誕生日を迎えた彼との年齢の差はない。
同い年の、同じ高校。
ここから少し歩いたところにある高校に一緒に通って、出会って付き合ってから3年が経つ。
高校を卒業して専門学校に進んで、無事今の職に就いて2年目になる。
そんな私とは反対に彼は大学に通って、4年生になった。
今まで色々なことを感じて、考えてきた。
彼との間に感じる距離感は時間が解決できるものではなくて、付き合う期間が長くなるほどその距離感が増していく気さえした。
彼の仲良しグループの話を聞いている今でさえ、距離感を感じずにはいられない。
目が覚めていく自分に、私はいつまで嘘をつき通すつもりなんだろう。
運ばれてきたココアに手を伸ばす彼の指先を見つめながら、相槌を打つ。
ライトアップの話を終えた彼は、一呼吸置くとココアを一口だけ飲んでそれを私に差し出した。
私よりも数ヶ月早く22歳の誕生日を迎えた彼との年齢の差はない。
同い年の、同じ高校。
ここから少し歩いたところにある高校に一緒に通って、出会って付き合ってから3年が経つ。
高校を卒業して専門学校に進んで、無事今の職に就いて2年目になる。
そんな私とは反対に彼は大学に通って、4年生になった。
今まで色々なことを感じて、考えてきた。
彼との間に感じる距離感は時間が解決できるものではなくて、付き合う期間が長くなるほどその距離感が増していく気さえした。
彼の仲良しグループの話を聞いている今でさえ、距離感を感じずにはいられない。
目が覚めていく自分に、私はいつまで嘘をつき通すつもりなんだろう。
運ばれてきたココアに手を伸ばす彼の指先を見つめながら、相槌を打つ。
ライトアップの話を終えた彼は、一呼吸置くとココアを一口だけ飲んでそれを私に差し出した。