彼と私の問題点を考える
「つ、付き合う…⁉︎」
付き合うって私と綾瀬くんが?
デートするにも制服姿の綾瀬くんと居酒屋なんて入れないし、深夜の外出なんてもっての外だし、そもそも外泊なんてしていいのかすらわからないんだけど!
「友達の今だって何をしたらいいのかわからないんですよ!」
「男女間の友情はあり得ないとも言うしなぁ」
慌てる私を助けるように透さんが助け舟を出そうとしてくれる。
「同じ高校だったなら先輩後輩のノリで接したらどう?」
透さんのアドバイスになるほど、と思った。
確かにそれなら変に意識することなく接することができるかもしれない。
「それで高校生が納得するかな」
「南さん、やけに高校生を応援しますね。俺は一時的な憧れみたいなものだと思うので反対ですけどね」
「それは透が涼香のこと好きだからでしょうが」
「いや、そりゃあ可愛い後輩をガキなんかに渡したくないでしょうよ」
「私は結婚急いでないならそういう寄り道もありかと思うけどね!決して面白いからとか、そういうのじゃない!」
いや、どうだか!
さっきからにやけ顔がおさまってないように見えますけど!
付き合うって私と綾瀬くんが?
デートするにも制服姿の綾瀬くんと居酒屋なんて入れないし、深夜の外出なんてもっての外だし、そもそも外泊なんてしていいのかすらわからないんだけど!
「友達の今だって何をしたらいいのかわからないんですよ!」
「男女間の友情はあり得ないとも言うしなぁ」
慌てる私を助けるように透さんが助け舟を出そうとしてくれる。
「同じ高校だったなら先輩後輩のノリで接したらどう?」
透さんのアドバイスになるほど、と思った。
確かにそれなら変に意識することなく接することができるかもしれない。
「それで高校生が納得するかな」
「南さん、やけに高校生を応援しますね。俺は一時的な憧れみたいなものだと思うので反対ですけどね」
「それは透が涼香のこと好きだからでしょうが」
「いや、そりゃあ可愛い後輩をガキなんかに渡したくないでしょうよ」
「私は結婚急いでないならそういう寄り道もありかと思うけどね!決して面白いからとか、そういうのじゃない!」
いや、どうだか!
さっきからにやけ顔がおさまってないように見えますけど!