私の初恋は人気者の君。



「私、桐谷くんの事が好き」



私の告白に桐谷くんは動きを止める。



「同じクラスになってから
 ずっと好きだよ。桐谷くんの過去を
 知っても変わらない。」



私が涙を流すと桐谷くんは優しく
拭ってくれた。



「俺でいいの‥?」


「桐谷くんじゃなきゃ嫌だ」



私が桐谷くんを抱きしめると
桐谷くんも抱きしめ返してくれた。





「俺も早見さんじゃなきゃ嫌だ。」


< 33 / 36 >

この作品をシェア

pagetop