私の初恋は人気者の君。
『皆ー!!歌ってるー??」
20分くらいたった頃、
違う個室からもう半分の
クラスの中心的な子達がやってきた。
コクコクと少し緊張気味に頷く私達に
その子達は驚きながら近づいてくる。
『あれ?!ドリンクバーしないの?
この時期ドリンクバータダなんだよ!』
「え?そうなの?」
私はびっくりして立ち上がった。
良かった…
ちょうど初めてのカラオケに
緊張して喉渇いてた…
「そうだよー!じゃ、ごゆっくりね!」
中心的な子達が帰ると私は席を立ち
皆に適当にジュースを持ってくると
伝え、個室を出た。