私の初恋は人気者の君。



『皆ー!!歌ってるー??」



20分くらいたった頃、
違う個室からもう半分の
クラスの中心的な子達がやってきた。




コクコクと少し緊張気味に頷く私達に
その子達は驚きながら近づいてくる。




『あれ?!ドリンクバーしないの?
 この時期ドリンクバータダなんだよ!』



「え?そうなの?」



私はびっくりして立ち上がった。



良かった…
ちょうど初めてのカラオケに
緊張して喉渇いてた…


「そうだよー!じゃ、ごゆっくりね!」



中心的な子達が帰ると私は席を立ち
皆に適当にジュースを持ってくると
伝え、個室を出た。



< 8 / 36 >

この作品をシェア

pagetop