大好きだけど…

4






昨日は疲れていたのかお風呂に入った後すぐに寝てしまった。




「行ってきま〜す」




と、靴を履きながら外に出ると
神崎先輩が立っていた。




「えっ。なんで…」




「よ、おはよ。」




「おはようございます…
何でいるんですか?」




今日は女の人と一緒にいないんだ。




「なんとなく。」




はい、でた。なんとなく。
いっつもそうとしか答えない。



またもや、無言で歩く。




昨日の女の人とはあんなに喋ってたのに。




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