蒼風
ま、呼びにくるまで待っておこう。
『雪。一緒に遊ぼー?』
待ってる間、雪と遊んでおこうと思って呼ぶ。
「んー?今日は非番なの?」
『そうだよ。まあ後から健康診断に呼ばれるけどね。』
総司‥。
風邪なのかな。
「わーい!お外行こう!お外ー!」
かわいいなぁ。
ほんとうはもっと遊んであげたいんだけどね。
「かくれんぼしよー!じゃぁそらまるおにぃちゃんが鬼ね!隠れるよー。」
『はーい。数えるよ。』
『10!もういいかーい?』
なんの返事もないな。
これは遠くまで隠れに行ったかな。
と言っても幹部がいる方の縁側しかダメなんだけどね。
雪がいるのは秘密だし。
さて、探しに行こうか。
「それで?単刀直入に言ってください。」
!?
総司!?
「もうなんとなくわかってるんですから。」
思わず影に隠れる。
「はぁ。お主は労咳にかかっている。」
労咳‥‥。
嘘でしょ。
「やっぱり。そんな気はしてたんですよね。」
労咳って。
この時代の労咳は‥死病。
「田舎で安静にしなさい。」
「嫌だ。僕はここにいるって決めてるんだ。」
「そうは言ってもだな、病気は進行しているぞ。‥‥‥。急に結論を出すのは難しいだろうから、暫く考えなさい。私は副長さんのところへ行ってくるよ。」
「はーい。」
なんで、なんで平気そうなの。
『雪。一緒に遊ぼー?』
待ってる間、雪と遊んでおこうと思って呼ぶ。
「んー?今日は非番なの?」
『そうだよ。まあ後から健康診断に呼ばれるけどね。』
総司‥。
風邪なのかな。
「わーい!お外行こう!お外ー!」
かわいいなぁ。
ほんとうはもっと遊んであげたいんだけどね。
「かくれんぼしよー!じゃぁそらまるおにぃちゃんが鬼ね!隠れるよー。」
『はーい。数えるよ。』
『10!もういいかーい?』
なんの返事もないな。
これは遠くまで隠れに行ったかな。
と言っても幹部がいる方の縁側しかダメなんだけどね。
雪がいるのは秘密だし。
さて、探しに行こうか。
「それで?単刀直入に言ってください。」
!?
総司!?
「もうなんとなくわかってるんですから。」
思わず影に隠れる。
「はぁ。お主は労咳にかかっている。」
労咳‥‥。
嘘でしょ。
「やっぱり。そんな気はしてたんですよね。」
労咳って。
この時代の労咳は‥死病。
「田舎で安静にしなさい。」
「嫌だ。僕はここにいるって決めてるんだ。」
「そうは言ってもだな、病気は進行しているぞ。‥‥‥。急に結論を出すのは難しいだろうから、暫く考えなさい。私は副長さんのところへ行ってくるよ。」
「はーい。」
なんで、なんで平気そうなの。