蒼風
しかし何故、僕と同じ所というか時代にトリップしてこなかったんだろう‥。


「華のそれ、なんか古くない?」


総司が話しかけてくる。


『そうなんだよねー。あたしが持ってた時はちゃんと綺麗だったよ?』


もしかして‥。トリップする時に手を離したから違う時代に飛んできたのかな‥。



『まぁでも見つかってよかった‥。そして見つけてくれたのが雪のお母さんでよかった‥。』


「ずっと探してたしねぇ。」



『ありがとうね。雪。』



「うん!!」
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