蒼風
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。


疲れました。


あれから散々いろんな所にいっては移動しを繰り返しとりあえず九条河原で、待機になった。


もう、夜なんですけど。


ほんとに一日中歩いた‥。


「空丸‥?大丈夫?」


『うん。大丈夫だよ。』


歩き回ったのはみんな同じだし。


あたしだけ不平を言ってられない。


「たぶん暫く待機だし‥寝てる?」


『ううん。大丈夫。』


だってみんな起きてるんでしょ?


「ほんとに‥?」


総司ってば心配症だな‥。


『僕だけ寝るっていうのはおかしいし。ついてくるって言ったのは僕だもん。ね?』


「ならいいけど‥。きつくなったら言うんだよ?」


ほんとに心配そう‥。


もうなんて過保護なんだ。


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