The Fool−修正版−
「いやぁんいきなり全力モードぉ?」
「クカカカカカ、悪く思うな。時間が無い」
次々と繰り返される高速の斬撃。
巨大な鎌を軽々と振り回すガリ。
既に高速。
サリアは防戦一方。
「一つ、聞いていいか」
一旦距離を置き、鎌を担ぐガリのその姿はまさに死神だった。
ただ、ガリはいつもの黒ローブではなく、ラフな服装だったので雰囲気が無いと思っているのだが。
「ここで倒してもあいつに影響ないか?」
「えー……うーん………ないわねぇ。私は精神の中でのみ存在する昔の記憶よぉん。何度でも蘇るわん」
「ああ、なら………そうだな…お前の性格とバラの事を考えば後は出来るからな………」
空気が重く変わる。
「もっと遊びたい気分だが、時間が少ないからな…本気出して一気に真っ二つにしてやる」
ブン……ブン……ブン………ブンブンブンブン!!!!
鎌を掲げ両手で回す。
巨大な鎌が更に大きくなっていく。
「クカカカカカ」
「クカカカカカ、悪く思うな。時間が無い」
次々と繰り返される高速の斬撃。
巨大な鎌を軽々と振り回すガリ。
既に高速。
サリアは防戦一方。
「一つ、聞いていいか」
一旦距離を置き、鎌を担ぐガリのその姿はまさに死神だった。
ただ、ガリはいつもの黒ローブではなく、ラフな服装だったので雰囲気が無いと思っているのだが。
「ここで倒してもあいつに影響ないか?」
「えー……うーん………ないわねぇ。私は精神の中でのみ存在する昔の記憶よぉん。何度でも蘇るわん」
「ああ、なら………そうだな…お前の性格とバラの事を考えば後は出来るからな………」
空気が重く変わる。
「もっと遊びたい気分だが、時間が少ないからな…本気出して一気に真っ二つにしてやる」
ブン……ブン……ブン………ブンブンブンブン!!!!
鎌を掲げ両手で回す。
巨大な鎌が更に大きくなっていく。
「クカカカカカ」