週7で会いませんか?
「、、、えっ、、」
なんでだろう。
目の前にはスマホをいじりながら、誰かを待っている大毅さんがいた。
「あ、もう帰れる?」
大毅さんはスマホをポケットにしまって、わたしの方へ歩いてきた。
「あ、はい、、!」
「今日車だから、家まで送るよ」
続けて、「ほら」とわたしに手を差し伸べる大毅さん。
「え、あ、あの、いいんですか、、?」
今のこの状況を4分の1くらいしか理解できてない。
頭が追いつかないっ
「うん。帰ろっか」
「はい」
大毅さんの言われるがままにわたしは手を引かれ、車に乗り込んだ。