週7で会いませんか?



「はい。到着」


そう言うと大毅さんはまた優しい表情でわたしを見た。


キュン。


っておい、、、そうじゃなくて、

「あっありがとうございました!」

車内だから小さくぺこり。

「うん。じゃおやすみ」


「おやすみなーーーー、、、、」


『今日、大毅さんとバイト一緒だったら、まずメアドを聞いてみること!いい?』



美咲の言葉が頭をよぎった。



そうだ、メアド聞かないと、、、



「どうしたの?」


話してる途中で急に黙り込んでしまったから、大毅さんが心配そうにわたしの顔を覗き込んでいる。


ドキドキ、、、


心臓うるさいっ!



緊張するけど、


でも、

今しかない。



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