週7で会いませんか?
「夢があることは大事なことだよ、俺も頑張らないとな〜」
「大毅さんは夢とかあるんですか?」
「小学校のときはバスケのプロ選手になりたいとか思ってたけど、今は特にないな。」
「そうなんですか、、、あ、お茶飲みます?」
「お、じゃあいただこうかな」
慣れた手つきできゅうすにお湯を注ぐ。
「どーぞ」
ソファーの前にあるテーブルに静かにお茶をおく。
「菜穂ちゃんも座りなよ」
ソファーをぽんぽんと叩く大毅さん。
「あ、はいっ。」
こんな近くに大毅さんのそばにいれたのは、はじめて。
ドクドクドク。
いつもより心臓の高鳴りが激しい。