週7で会いませんか?
last...❤︎
◻︎告白
「わたし、明日告白する。」
1週間が経った。
1週間という時間は自分の気持ちを整理をするのには、丁度いい時間だった。
金曜日のお昼休み、一大発言をしたにも関わらず美咲はあまり驚いた表情を見せない。むしろ優しく笑みを浮かべている。
「そっかそっか、大毅さんにならわたしの菜穂を譲ってもいいわ!」
「何言ってんのさっ笑 でも、ありがと」
わたしは照れながらも、美咲の目を見て言った。
「ちゃんと報告してよね〜?鬼LINE待ってるから!!」
「わかったよ!」
わかったよ、美咲。
わたし、自分に自信なんか全然ない。
顔も特別可愛いわけじゃないし、スタイルもいいわけじゃない。
でも、この気持ち、
大毅さんが好きっていう気持ちには自信を持ちたい、持たなきゃいけないんだ。
そう、前向きに考えてたらみるみる勇気が湧いてきた。
人を好きになるってことは、自分のことも好きになれるし、自信もつく。
好きな人のために可愛くなりたいって思うのは、前向きに頑張ってる証拠。
恋っていうのは、人を強くさせる。
そう思ったんだ。