週7で会いませんか?



「はぁ〜、、、」


大毅さんは頭をぐしゃっとしながら、大きなため息をついた。


「あ、すみません、、いきなりこんなこと言って、、、」


急に困るよね、こんなこと言われても。


「、、、最初に会ったときはさ」


大毅さんが話始める。


「素直そうでいい子だなって妹みたいな感じに思ってた。でも久々に会ったときびっくりした、あまりにも菜穂ちゃんが可愛くて。話してみれば気配りのできる子だし明るくて元気だし、どんどん好きになってた。」


わたしは目に涙を溜めていた。


「だから俺も今日言おうって決めてたんだ。菜穂ちゃんのこと好きだって。」


大毅さんはわたしを真っ直ぐ見つめながら言った。


「菜穂ちゃん、俺と付き合ってください」


目に溜めていた涙は、一気にこぼれ落ちた。

わたしは両手で顔を隠して泣いた。


これは夢?

大毅さんがわたしのことを好きだって言ってくれた、

付き合おうって言ってくれた。


信じられなくて、嬉しくて、涙が止まらない。


涙を強引に手で拭うと、声を絞り出して言った。


「はいッ、、、!」











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