週7で会いませんか?



固まった。



店長の紹介で確信した。



「大学生の橋本大毅くん!頼りになる先輩だから何でも聞きな〜」




間違いない。


わたしの目の前にいるのは、



わたしが一番会いたかった、、、、




「…大毅さん」




「、、、奈緒ちゃん、?」




7年ぶりに聞くその声は少し低くなっていたけど、明るくて爽やかな、ダイスキな大毅さんの声だった。



「2人とも知り合いか、よしじゃあよろしくね〜」




「は、はい」




店長はそう言って手をヒラヒラさせて去って行った。



< 7 / 53 >

この作品をシェア

pagetop