私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中


「…先に寝るね。」


逃げるように寝室へいったものの
当然、眠れる訳もなくて。
体重をベッドに預けたまま、
真っ暗な天井をただ見つめていた。


その後も、隼が寝室に入ってくることはなくて。

私は眠れない夜を過ごした。






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