私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中


「あ、りがとうございますっ…」


「もう泣かないのー。可愛いわね本当」


ふふふ、と笑う冬子さんに
私も微笑み返す。


「とりあえず、体弱ってそうだし
おかゆでいいかな?」


「あ、はい。」


キッチンで料理を作る
冬子さんの背中を見ながら、
こんな素敵なお姉ちゃんが欲しかったな、なんて考える。

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