私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中


「、ごめんなさい。」


『…1人で勝手に行動して、
馬鹿じゃないの?』


「…私がなんとかしなきゃって思って」


『どれだけ心配したか分かる?
兄貴も冬子さんも探してくれたんだよ』


「え……」


『夏織を大事に思ってる人は、
たくさんいるってこと忘れんな。』


いつもより、少し強い口調で

眉根を寄せて泣きそうな顔で微笑む。


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