私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中


「…せめてお風呂いきたい。」


とにかくこの状況から抜け出さなくては。


『いいよ。』


あ、なんだ。案外簡単に了承してくれるんだと思っていたのだけど、その後の行動に私は白眼をむきそうになった。


『じゃ、お風呂行こっか。』


「ちょっと降ろしてよ!馬鹿っ」


そう、お姫様抱っこ
されてしまったのである。
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