私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中


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『…………。』


「(……何故、急に黙る)」


この無言の空間が嫌で、お湯を手ですくってちゃぷんと音をたててみる……
が、反応なし。


「ねぇ、」


『……んー?』


「なんで喋らないの?」


『今、口開いたら
夏織に嫌われそうだから。』


……なにそれ、どういうことよ。
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