私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中


「なっ……、」


『触りたいと思うのは普通でしょ?』


その言葉と共に、首筋をするりと撫でられる。いつもと違って手は温かい。


「っっ……」


『声、我慢しないでよ。』


聞かせて?なんて甘い言葉を耳元で囁かれてしまったら、もう隼のペースに逆らえなくなってしまう。


私の身体の跳ねに、

お湯がちゃぷん、と音をたてた。

< 176 / 224 >

この作品をシェア

pagetop