私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中


「弱ってる蓮って、可愛いわね。」


「うるせーよ。」


抱き締めていた身体を離して、斜め上からキスを降らせる。キスに反応して声をもらす冬子が愛しくて。


「気持ち良かったですか?“奥さん”」


「調子に乗らないでくれますか?
“旦那さん”。」


そう、俺たちは結婚したのだ。


< 178 / 224 >

この作品をシェア

pagetop