私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中
ーーーAM7:20《隼side》
キッチンの椅子でエプロンのまま寝ていた夏織に、布団をかけて伸びをする。
窓から外を覗けば、そこは白い世界が
広がっていて。
『…うわ、寒そ。』
ホワイトクリスマスなんて、ロマンチックな考えが浮かぶより先に
寒さに対する嫌悪感が頭に浮かんだ。
『………。』
朝の静けさの中、自分のバックから取り出した“それ”を無言で見つめる。
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